包茎の特徴と治療法について

包茎の特徴と治療法について

包茎とは何でしょうか。包茎は、陰茎の亀頭部分が包皮に覆われて露出させることが不可能または露出させるために問題が生じている状態のことを言います。これは、陰茎のみならず、陰核が同様の状態になっていることも指します。
陰茎は、尿路と交換器を兼ねる器官となっており、裏側の陰茎海綿体、表側の尿道海綿体、その先端の亀頭からなりたっています。
陰茎の包皮は先端の包皮輪や、包皮口と言われる折り返す部分を境目にして亀頭に接している内側の板と普段露出している外側の板に分かれています。

 

先が少し露出してはいるものの、完全に剥くことができないという場合には真性包茎になります。このほか普段は皮をかぶっているものの、勃起時には皮が出て剥くことができる状態の仮性包茎もあります。

 

包茎は病気ではなく、デメリットは少ないとはいうものの、真性包茎は問題点があります。
まず、完全に剥くことができないので、垢がたまりやすく、異臭や細菌が発生することになってしまいます。そうすると亀頭が腫れてしまう亀頭包皮炎などの原因にもなります。
また、性行の時に皮が伸びてしまい、激しく痛みを感じることがあり、摩擦により皮が破れることもあります。
このほか、包皮口の極端に狭いということで排尿が困難になり、毎回力みにより内臓への負担がかかります。

 

癒着を起こすなど、後天的なものについては、ステロイド治療などがあります。先天的なものについては手術を行います。自分で無理に剥こうとすると
怪我をして癒着の原因となることもあります。